PATEK PHILIPPE (パテック フィリップ)

1839年、ポーランドからのスイスへ亡命してきたアントワーヌ=ノルベール・ド・パテックは時計製作を志し、時計師フランソワ・チャペックと共に“パテック チャペック”を設立、その後、世界初の実用的リュウズ巻き上げ式懐中時計を開発したアドリアン・フィリップが参加し1851年に社名を“パテック フィリップ”に改めます。
ロンドンで開かれた第1回世界万博でヴィクトリア女王から称賛されたことをきっかけに世界中の王侯貴族からの注文が相次ぎパテック フィリップの名声は不動のものとなりますが、革新性と芸術性の追求に手を緩めることはなく、部品一つ一つに手仕上げを加え、歯車の歯と歯の間までも磨き上げるその緻密さ、世界一複雑な時計を作り上げる開発技術力、一切の流行に左右されない普遍性、どんなに古いモデルでも修理可能な信頼性から“一生もの”を超えてお子様、お孫様の代まで『真に代々受け継いでいくことができる唯一の時計』とも言われています。

~パテック フィリップのオーナーシップ~
至高のタイムピースを所有する意味

「パテック フィリップの時計を持つ」ということ

常にたゆまぬ歩みで卓越性・革新性を追い求めてきたパテック フィリップ・ブランド。至高を目指す哲学の結晶たるタイムピースを保持することは、「時を刻む計器を手に入れる」という言葉をはるかに超越した複雑で深い意味を持ちます。

パテック フィリップは現在、8つのファミリー・200を超えるモデルから構成されています。そのいずれもが、世界で僅か数個から数百個の少量生産です。ひとつひとつが世界最高峰の技術の粋を結集させ、複雑な工程を経て作られる芸術作品です。

しかし、パテック フィリップの時計の価値はそれだけに留まりません。

パテック フィリップのオーナーが所有するタイムピースについて語るとき、限りなく個人的な思い出の話が泉のように湧き出てきます。なぜならば「パテック フィリップの時計を手に入れる」という類まれなる体験は、成功・成長・名誉・結婚・誕生など、オーナーの人生を彩る特別な思い出と強く結びついているからです。

親から子、子から孫へと特別な思い出とともに手渡されるプライスレスなオブジェクト――パテック フィリップの時計は資産としての高い価値を持つと同時に、極めてオリジナルでエモーショナル、そしてかけがえのないオリジナルな存在となります。

販売台帳が保証する、最高のアフターケアとメンテナンス

1839年の創業から約178年、パテック フィリップはひとつひとつの時計についての細かな情報をすべて台帳に記録しています。年代別に整理された記録は現在までで、販売台帳数百冊分になります。

台帳に記されたパテック フィリップの時計ひとつひとつは、厳格な評価基準により選抜された世界5大陸・70か国・445店(2017年3月時点)の正規販売店と特別な教育訓練を受けた販売員により、時代を超える価値を保証する製品保証書とともにオーナーの元に届けられます。

時を超え多くのコレクターやオーナーを魅了し続けるパテック フィリップの価値と稀少性は、ブランドの原点たる「卓越性の追求」を具現化した品質管理とアフターケアサービスによって保たれているのです。

パテック フィリップ・オーナーだけのエクスクルーシブな情報源

パテック フィリップは独自の思想哲学を体現する「パテック フィリップ・インターナショナルマガジン」を発行しています。1996年に創刊されて以来、現在の発行部数はトータル約28万5千部に上ります。この高級紙は年2回、8か国語で世界中のオーナーだけに届けられています。

選び抜かれた一流の執筆陣とカメラマンによって作られたこのマガジンには、パテック フィリップの卓越した技術と精神性、完璧なアートたるタイムピースを作る事への飽くなき理想をはじめ、世界中の知られざる場所や歴史、文化に対するユニークで貴重な情報が掲載されています。

パテック フィリップのオーナーが本誌を閲読する時、世界最高峰のタイムピースの正統な所有者になったことを真に実感するでしょう。

~カラトラバ十字~
パテック フィリップのシンボルマークの物語

パテック フィリップを象徴する、至高の百合の花

崇高な時を刻むタイムピースたるパテック フィリップのブランドを象徴するのは、剣とも百合の花とも言われる4つのモチーフを円形に組み合わせた「カラトラバ十字」です。この完成度の高いシンボルマークの中には、パテック フィリップ・ブランドの歴史を凌ぐほどの長く古い歴史と幾多の物語が静かに息づいています。

パテック フィリップのシンボルたる「カラトラバ十字」の歴史は中世にまで遡ります。このエンブレムは、もともとは300年の歴史を保った「カラトラバ騎士団」によって使われていた紋章でした。その名はスペイン初のキリスト教戦闘騎士団が12世紀にイベリア半島の戦いでイスラム教徒(ムーア人)からカスティーリャのカラトラバ砦を守り抜いたことに由来しています。

その勇敢さ・偉大さ・気高さによって歴史に名を刻む古き中世の宗教騎士団が掲げた十字架モチーフのシンボルデザインを、パテック フィリップは19世紀末に自社のシンボルマークとして再び甦らせました。

現在に至るまで、パテック フィリップは「カラトラバ十字」をシンボルマークに採用しています。勇敢な騎士団が掲げ続けてきたこの紋章を、パテック フィリップはすべてのムーブメントひとつひとつに伝統への誇りと敬意を込めて刻印し続けています。

普遍的優美さを具現化させた「Calatrava(カラトラバ)」モデル

パテック フィリップのブランドを象徴するために再び命を吹き込まれた4つの百合の花「カラトラバ」――。卓越したタイムピースの崇高な思想を象徴するこの言葉が指し示すものは「世界最高峰時計ブランドのシンボルマーク」だけではありません。

その名はパテック フィリップの数あるモデルシリーズのひとつ「Calatrava(カラトラバ)」としても採用されています。「Calatrava(カラトラバ)」は卓越性を追求し続けるパテック フィリップ・ブランドの伝統とスタイルを最も色濃く継承するモデルです。

優美なドレープの想起させる特徴的なフォルムに162個のバゲットカット・ダイヤを配した4895モデル、マットなイメージに72個のダイヤ付ベゼルを組み合わせた4897モデル、深海を思わせるサファイヤクリスタル・バックに48個のバゲットカット・ダイヤ付ベゼルの4897/300モデル、ノーブルかつメタリックなデザインに44個のダイヤ付ベゼルの7122/200モデル、 “フラム”セッティングによる142個のダイヤ付ベゼルをあしらった7200/200モデル――。

そのほか多彩に展開する「Calatrava(カラトラバ)」シリーズ。その洗練された気品と完璧さに満ちたデザインラインは、革新性と普遍性を融合させながら長き歴史を重ねてきたパテック フィリップのブランド姿勢を象徴しています。

「Calatrava(カラトラバ)」のシリーズ名が冠されたパテック フィリップのすべてのタイムピースの中には、パテック フィリップのシンボルマーク・カラトラバの長く古い歴史と幾多の物語が静かに息づいています。

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