大阪ヒルトンプラザ店


グラスヒュッテの時計のムーブメントの特徴として知られる『4分の3プレート』。

時計好きの方であれば一度は耳にしたことのあるフレーズではないでしょうか。

では、実際『4分の3プレート』とはどのようなものでしょう。


『4分の3プレート』の発祥は諸説あるようですが、時計師 フェルディナント・アドルフ・ランゲ氏が義父 ヨハン・クリスチャン・フリートリッヒ・グートケス氏と時計製作の共同作業を行っていた時代、テンプ(時計の心臓部)以外の香箱(ゼンマイが収納されている箱)や輪列(歯車の集合体)が一枚の板(プレート)で覆われているムーブメントを製作したことが始まりだと言われています。


輪列を一体型の一枚の板で覆うことでムーブメント全体が堅牢になり、動作自体も安定し、かつ細かいゴミやホコリが混入することを防ぐこともできる優れものです。

しかし、プレート自体が分かれているムーブメントであれば部分的に修正が可能であることに対し、1枚で形成されているムーブメントは1つでも異常が見つかると、一部修正ではなく全体的な修正を必要とし、職人泣かせである構造であることに間違いありません。


そのようなリスクがありながらも意味を持ち、こだわりをもって作ることこそ”ドイツ職人のなせる業”なのかもしれません。


グラスヒュッテ・オリジナル セネタクロノメーター


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